調布国際音楽祭2020概要発表! ベートーヴェンの交響曲全9曲を特別プログラムで楽しむ!
6月の調布を音楽一色に染め上げる「調布国際音楽祭」の2020年の概要発表が行われた(2020年2月4日:調布グリーンホール)。
ベートーヴェンの生誕250年に当たる2020年は、やはりここでもベートーヴェンが主役となる。しかし一味違うのが鈴木優人がエグゼクティヴ・プロデューサーを務める同音楽祭。9曲それぞれに工夫をこらしたプログラムは、ここ調布でしか訊けない面白さに満ちているのだ。
交響曲「第1番」は2台ピアノ版、「第2番」はピアノ三重奏版、「第3番」は特別編成による室内楽版、「第4番」はリスト編曲によるピアノ版。そして「第5番」「第6番」「第8番」は、鈴木優人指揮バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)の演奏で、「第7番」は鈴木雅明指揮フェスティヴァル・オーケストラ、そして最後の「第9番」は、鈴木雅明指揮NHK交響楽団とBCJのコラヴォレーションによる演奏となるのだからたまらない。同じベートーヴェンでも編成によって見えるものがこんなに違うということを認識できる素敵な機会に違いない。
さらには音楽祭を取り巻く深大寺他周辺施設でのコンサートやイベントも充実の一途。
今年の調布は一味違いそうな雰囲気だ。