咲妃みゆ、渡邊圭祐、小林亮太、渡辺いっけいら出演 オノマリコ作×稲葉賀恵演出『Yerma イェルマ』上演決定
世田谷パブリックシアターの企画制作による『Yerma イェルマ』が、2026年9月から10月にかけて東京・シアタートラムで上演される。
白井晃芸術監督監修のもと、優れた演劇人を招き、新作演劇を創作・上演している世田谷パブリックシアター。今回登場するのは、近年の演劇シーンにおいて、際立った存在感を放つ演出家・稲葉賀恵だ。30代の若さで読売演劇大賞・最優秀演出家賞を受賞した稲葉は、新劇の土壌で磨いた深い戯曲解釈を軸に、現代的でエッジの効いた空間演出を展開。その手腕はジャンルの垣根を超え、中劇場から大規模なミュージカル作品に至るまで高く評価されている。
本作では、1930年代スペインの閉塞的な寒村を舞台に、抑圧された女性の苦悩と孤独を鮮烈に描き出した詩人・劇作家フェデリコ・ガルシーア・ロルカによる不朽の傑作『イェルマ』を起点に、劇作家・オノマリコが現代社会で自らの居場所や価値を見出そうと生きる女と男たちの物語として新たな戯曲を書き下ろし、作品を立ち上げる。夫婦や家族の在り方が問い直される今、稲葉は変容する現代の家族像とその深淵を見つめ、社会に問いを投げかける意欲作とするため、この新たな物語の劇作をオノマに託した。オノマは現代においてマイノリティとなる人々の生活を描くなど、社会課題を描き出す作品で注目を集める劇作家で、その個性的な劇作により現代への問いかけをもたらす。
自らの存在価値に深く悩む女性イェルマ役を、宝塚歌劇団を退団後も舞台や映像で活躍の場を広げ、今年5月からは『レッドブック〜私は私を語るひと〜』での主演を控える咲妃みゆ、家庭生活に非協力的なイェルマの夫で、自分もある秘密を抱えるフワン役を、『仮面ライダージオウ』での俳優デビュー以降幅広いジャンルで活躍し、4月に公開される映画『SAKAMOTO DAYS』にも出演する渡邊圭祐、イェルマにとって男性的な魅力あふれる存在のビクトル役を、3月より上演されるミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』で主演を務める小林亮太、そしてイェルマの内的な存在であり、物語の展開に鮮烈なアクセントを刻む老婆役を、現在放送中のドラマ『元科捜研の主婦』にも出演中で、5月から上演されるパルコ・プロデュース2026『リチャード三世』への出演も決定している渡辺いっけいがそれぞれ演じる。『Yerma イェルマ』は、東京公演のほか、兵庫・宮城・愛知公演を予定している。
<公演情報>
『Yerma イェルマ』
作:オノマリコ
構成・演出:稲葉賀恵
出演:咲妃みゆ、渡邊圭祐、小林亮太、渡辺いっけいほか
【東京公演】
2026年9月~10月
会場:シアタートラム
※兵庫、宮城、愛知公演あり
公式サイト:
https://setagaya-pt.jp/stage/32248/