『オペラ座の怪人』の続編『ラブ・ネバー・ダイ』を5年ぶりに
世界的メガヒットミュージカルの代名詞、『オペラ座の怪人』の10年後の世界を描いた続編、『ラブ・ネバー・ダイ』。2010年にロンドンで誕生し、その後メルボルンで演出と美術が一新された話題作が日本に上陸したのは、2014年のことだった。あれから5年。新曲と新キャストを迎えた待望の再演が、明日1月15日(火)に日生劇場で開幕する。
物語の舞台は、パリ・オペラ座でファントムが失踪してから10年後の、NYはコニーアイランド。クリスティーヌの幸せを願い、一度は彼女の前から姿を消したファントムだったが、その恋心が消えることはなかった。一方、ラウルと結婚したクリスティーヌは一児の母となり、歌手としての成功も収めていたが、ラウルがギャンブルで作った多額の借金に苦しめられている。コニーアイランドで興行師となっていたファントムは、そんなクリスティーヌに出演依頼をし、想い人をニューヨークへと呼び寄せるのだった……。
波乱の三角関係を演じるのは、ファントム役が市村正親と石丸幹二、クリスティーヌ役が濱田めぐみと平原綾香、ラウル役が田代万里生と小野田龍之介、という充実のWキャスト。ほかにも、メグ・ジリー役の夢咲ねねと咲妃みゆ、マダム・ジリー役の鳳蘭と香寿たつきら、歌唱力と演技力を併せ持つメンバーが揃った。