新国立劇場『ピローマン』亀田佳明が体調不良のため降板 ミハエル役は木村了に
2024年10月に東京・新国立劇場 小劇場で上演される演劇『ピローマン』に出演を予定していた亀田佳明が体調不良のため降板。代役として木村了の出演が発表された。
新国立劇場の2024/2025シーズンのオープニングを飾る『ピローマン』は、イギリスの劇作家マーティン・マクドナーの代表作のひとつ。作家のカトゥリアンはある日、「ある事件」の容疑者として警察に連行されるが、彼にはまったく身に覚えがない。ふたりの刑事トゥポルスキとアリエルは、その事件の内容とカトゥリアンが書いた作品の内容が酷似していることから、カトゥリアンの犯行を疑っていた。刑事たちはカトゥリアンの愛する兄ミハエルも密かに隣の取調室に連行しており、兄を人質にしてカトゥリアンに自白を迫る。カトゥリアンが無罪を主張する中、ミハエルが犯行を自白してしまう。自白の強要だと疑うカトゥリアンは兄に真相を問いただすが、それはやがて兄弟の凄惨な過去を明らかにしていく……。
木村は数々のドラマ、映画、舞台で活躍、新国立劇場では『レオポルトシュタット』『フリック』『桜の園』『象』(再演)などに出演している。なお出演者変更に伴うチケットの払い戻しは行われない。