アンネ=ゾフィー・ムター ヴァイオリンの女王が祝うベートーヴェン生誕250周年
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世界のビッグアーティストの“今”に焦点をあて、その音楽を多角的に捉えて披露する「サントリーホール スペシャルステージ」2020年は、“ヴァイオリンの女王”アンネ=ゾフィー・ムターの登場だ。
弱冠13歳の時に伝説の指揮者カラヤンに見いだされ、その後も順調にキャリアを重ねてきたムターの実力は折り紙付き。そのムターによる、ベートーヴェン生誕250周年プログラムは、「協奏曲」、「室内楽曲」&「リサイタル」の3つのステージによってベートーヴェンの魅力に迫るメモリアルイヤー屈指の注目公演と言えそうだ。新日本フィルハーモニー交響楽団との共演による「協奏曲」はもちろん、イェウン・チェ(ヴァイオリン)、ウラディーミル・バベシコ(ヴィオラ)&ダニエル・ミュラー(チェロ)の名手共演で贈る「室内楽」に、ランバート・オルキス(ピアノ)とのリサイタルの3公演は、どれを選んでも満足できること間違いなし。
多彩な音色、完璧な技巧、卓越した表現力、豊かな音楽性のすべてを兼ね備えた “ヴァイオリンの女王“の今を堪能したい。
●公演概要
「アンネ=ゾフィー・ムター~ベートーヴェン生誕250周年記念~/サントリーホール スペシャルステージ2020」