2021年5月14日 17:00
柚希礼音・愛希れいか「同じ役をするなんて!」 ミュージカル『マタ・ハリ』スペシャルインタビュー
撮影:吉原朱美
ミュージカル『マタ・ハリ』が3年ぶりに再演される。本作は実在した女性、マタ・ハリの愛と悲劇を描いた、作曲家フランク・ワイルドホーンの新作として’16年に韓国にて初演され大ヒットしたミュージカル。’18年に石丸さち子の訳詞・翻訳・演出のもと日本初演され好評を博した。タイトルロールであるマタ・ハリ役を日本初演から引き続き演じる柚希礼音、今回初めて演じる愛希れいか(Wキャスト)に話を聞いた。
魂を込めて演じたい大好きな役(柚希)この役は俳優として挑戦になる(愛希)
――柚希さんは3年ぶりにマタ・ハリを演じることになりますが、今はどんなお気持ちでいらっしゃいますか?
柚希マタ・ハリは本当に大好きな役なので、心して、魂を込めて、演じたいと思います。再演ということでハードルも上がっていますし、ドキドキもしますが、本当に嬉しいことなので、喜びながら演じます。
――大好きな役になったのはなぜでしょうか?
柚希彼女のことを調べていくと、良い人ばかりではないところも出てくるのですが、それさえも人間らしく感じました。女を使って生き延びる壮絶な生き様ですが、共感できるところが多いので思いっきり演じたいです。