くらし情報『横浜流星「水墨画の魅力がたくさんの人に伝われば」 砥上裕將の小説『線は、僕を描く』映画化決定』

2022年3月23日 04:00

横浜流星「水墨画の魅力がたくさんの人に伝われば」 砥上裕將の小説『線は、僕を描く』映画化決定

原作小説を読み、そのタイトルの意味を理解した時、グっときて、涙が出た。
すぐに、小泉監督に企画を持って行った。「監督にしか描けない世界だ」と。
このタイトルに込められた砥上先生の想いに応える為には、“僕”が重要。とても重要。
憂いがあって、繊細で、生きる事に真摯で、生命力に溢れていて、
そして、筆を持つ姿が美しくなければならない…
ふと、2015年に一緒に仕事をした役者を思い出した。それが横浜流星さん。
『線は、僕を描く』の意味を横浜さんが見事に体現。
また、グッときて、涙が出た。

◼️原作者・砥上裕將(とがみひろまさ)
一本の線を引くこと。ただそれだけを追求する原作小説は、水墨画家である私の『日本水墨画に対する願い』でした。それが映像化されることは『日本水墨画の夢』です。
企画が動き始めてから、小泉徳宏監督は貪欲に水墨画について勉強され、お会いした時には幾つもの質問を受けました。その問いの鋭さはそのまま脚本に反映されていて、私自身が生み出した絵としての『線』や物語との結びつきを強く感じました。
主演の横浜流星さんとは、一緒に水墨画の初歩である春蘭を描きました。静けさの中、心を研ぎ澄まし謙虚に深く学ぼうとする横浜さんが、主人公・青山霜介の姿とはっきり重なりました。

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