くらし情報『TK from 凛として時雨、ワンマンライブ『feedback from』オフィシャルレポート』

2022年4月8日 12:00

TK from 凛として時雨、ワンマンライブ『feedback from』オフィシャルレポート

歌とギターのユニゾンによるイントロから始まり、同期で流される稲葉の歌声と生のTKの歌声がヘヴィなバンド演奏のなかで折り重なっていく様は実にスリリングだ。先日TVの音楽番組でB’zの「BAD COMMUNICATION」をカバーし、そのハイトーンボイスとテクニカルなギタープレイで“一人B’z”と話題を呼んだが、そのスキルはあらためて驚異的である。

TK from 凛として時雨、ワンマンライブ『feedback from』オフィシャルレポート

吉田一郎不可触世界
TK from 凛として時雨、ワンマンライブ『feedback from』オフィシャルレポート

和久井沙良
ライブ用にリアレンジされ、しっとりした歌とヴァイオリンで始まる序盤が印象的な「will-ill」、アコースティックギターに持ち替えての「flower」は紗幕が下がったまま、映像演出とともに楽曲を魅せていったが、「flower」の間奏でエレキギターに持ち替えたところで紗幕が上がり、メンバーの姿がはっきり現れると、ここから「Abnormal trick」、「Crazy Tampern」といったBPMの速い曲を連発。こういった曲ではTKの演奏はもちろん、吉田とBOBOの手数多いアグレッシブなプレイも非常に際立つ。もう一度紗幕を下げて演奏された「phase to phrase」は、ギターとピアノが幾何学的なループフレーズで掛け合い、スピーディーに切り替わる映像も加わって、トランシーな高揚感が感じられた。

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