草なぎ剛と小西真奈美が19年ぶりに共演! 舞台『家族のはなし PART I』いよいよ開幕
草なぎ剛主演舞台『家族のはなし PART I』が、5月4日(土・祝)から6月1日(土)まで京都劇場で上演される。開幕に先立ち、東京都内で稽古風景の一部が公開され、出演者が抱負を語った。
報道陣に公開されたのは、淀川フーヨーハイ作・演出『第1話 わからない言葉』の冒頭部分で、小西真奈美と池田成志が演じる夫婦のリビングで物語は展開する。親の老後問題を話し合う夫婦のやりとりを聞いているふうでもなく、草なぎの演じるキャラクターは、植木にじゃれついたかと思えば、寝ころがったりと、マイペースを崩さない。この世のものでないなのか、はたまた透明なのか。一挙手一投足を見つめていると、やがてその正体に気づかされる。そう、草なぎは犬に扮しているのだ。スイッチを切り替えるように、物語が人間目線、犬目線の双方を行き来する構成が面白い。
「監督さんは、舞台の方というより、コマーシャルのディレクターの経験が多い方。映像も出てきますし、普通の舞台の演出とは違った形で、“これ、お客さんにどう伝わるのかな?”と考えながら稽古していたりするのでハラハラドキドキはしますけど、とてもいい舞台になると思います」と草なぎ。役について訊かれると、「犬役は初めてです。