くらし情報『混乱の時代をユーモアで乗り切ろう! 3月12日より『吉例浮世絵大公開! 江戸の滑稽―幕末風刺画と大津絵―』開催』

2022年2月24日 12:00

混乱の時代をユーモアで乗り切ろう! 3月12日より『吉例浮世絵大公開! 江戸の滑稽―幕末風刺画と大津絵―』開催

《子供あそび百ものがたり》慶応4年(1868)、町田市立国際版画美術館蔵


屈託のない笑いから福徳への願い、世の中への不安や不満まで、人々の感情がユーモラスに描き表された浮世絵を紹介する『吉例浮世絵大公開! 江戸の滑稽―幕末風刺画と大津絵― 田河水泡コレクションを中心に』が、3月18日(金)より町田市立国際版画美術館にて開催される。

同展では、漫画『のらくろ』の作者・田河水泡(たがわすいほう)が収集したコレクションを中心に、混乱の時代をユーモアで乗り切ろうとする風刺画から、素朴な滑稽さが魅力の大津絵まで約140点を展示。

変幻自在な表現を武器に幕末の世相を描いた歌川国芳をはじめ、 歌川広重、河鍋暁斎、一恵斎芳幾、月岡芳年、小林清親ら人気絵師たちの滑稽表現と、それを享受した民衆の本音を読み解いていく。

毎年、桜の開花シーズンに合わせて開催する、町田市立国際版画美術館恒例のシリーズ「吉例浮世絵大公開!」。お花見も併せて楽しみたい。


混乱の時代をユーモアで乗り切ろう! 3月12日より『吉例浮世絵大公開! 江戸の滑稽―幕末風刺画と大津絵―』開催

歌川国芳《人をばかにした人だ》弘化4年(1847)頃、町田市立国際版画美術館
混乱の時代をユーモアで乗り切ろう! 3月12日より『吉例浮世絵大公開! 江戸の滑稽―幕末風刺画と大津絵―』開催

歌川広重《お菊・芋蛸》」天保(1830-44)末頃、町田市立国際版画美術館蔵
混乱の時代をユーモアで乗り切ろう! 3月12日より『吉例浮世絵大公開! 江戸の滑稽―幕末風刺画と大津絵―』開催

歌川芳藤《はしか童子退治図》」文久2年(1862)、町田市立国際版画美術館蔵
混乱の時代をユーモアで乗り切ろう! 3月12日より『吉例浮世絵大公開! 江戸の滑稽―幕末風刺画と大津絵―』開催

一恵斎芳幾《朝比奈ねむけざまし》、慶応4年(1868)

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