2021年6月8日 16:00
崎山蒼志、映画『かそけきサンカヨウ』主題歌を書き下ろし 志田彩良「嬉しさで全身がゾクゾク」
崎山蒼志の新曲「幽けき」(読み:かそけき)が、10月15日より全国公開の映画『かそけきサンカヨウ』の主題歌に決定した。
同映画は、2017年に発売された作家・窪美澄の『水やりはいつも深夜だけど』(角川文庫刊)に収録されている同名短編が原作で、家庭環境のせいで早く大人にならざるを得なかった高校生・国木田陽の葛藤と成長が、同級生・陸との“恋まではたどり着かないような淡い恋愛感情”を交えて描かれる。現在『ドラゴン桜』や『ゆるキャン△2』に出演中の志田彩良が主演を務め、陽をやさしく見守る父親・直を井浦新、同級生・陸を鈴鹿央士がそれぞれ演じている。
監督は作品に流れる空気感やリアリティが高い評価を受け、『愛がなんだ』のヒット以降『アイネクライネナハトムジーク』『mellow』『his』と作品を作り続け、今年は『あの頃。』『街の上で』と既に2本の作品が公開されている今泉力哉が担当。自ら映画化を希望し、主人公・陽が家族について悩みながら成長していく姿を丁寧に描き出している。
『かそけきサンカヨウ』のために書き下ろされた主題歌「幽けき」について崎山は、「登場人物たちの会話などからもうかがえる小さなすれ違いや、それでもちゃんと向き合っていく様と共に、それらの空気感をできるだけ溢さないような、すっとでてくる音を言葉を待つように曲を制作しました」