2021年12月9日 17:00
まさかの時代劇案も!? 秋元康ら制作陣に聞く、『あなたの番です』が映画になるまで
(C)2021『あなたの番です劇場版』製作委員会
結婚を機に、都内のマンション“キウンクエ蔵前”に入居した手塚菜奈(原田知世)と手塚翔太(田中圭)の年の差夫婦。そこでふたりを待ち受けていたのは甘い新婚生活だけでなく、辛く重く、そして恐ろしくももの悲しい“交換殺人ゲーム”だった……。
2019年4~9月に2章仕立ての全20話で放送され、考察ブームを巻き起こした人気ミステリードラマ『あなたの番です』。その劇場版が12月10日(金)についに公開される。本作で展開されるのは、TVシリーズの後日談ではなく、なんと第1話を分岐点とした“もしもの世界”。菜奈と翔太が引っ越してきたところから物語が幕を開け、“交換殺人ゲーム”の発端となった住民会が開かれるのは同様だが、“もしも住民会に菜奈ではなく翔太が出席していたら?”“そして交換殺人ゲームが始まらなかったら?”という設定の下で、登場人物の設定はそのままに、また新しい物語が描かれている。
もともと『あなたの番です』の映画化に際して、「一番の問題は登場人物が死んでいる、犯人がもう決まっているというところで、それをどうするのか。そこが解決しない限りは、エピソード0を作るしかないですからね」