くらし情報『8人の作家が表現する、多様な語りのあり方 展覧会「語りの複数性」10月9日より開催』

2021年10月7日 16:30

8人の作家が表現する、多様な語りのあり方 展覧会「語りの複数性」10月9日より開催

「語りの複数性」


展覧会「語りの複数性」が10月9日(土)~12月26日(日)、東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室1、2及び交流スペースで開催される。

見ることや聴くことは、受け取り手がいて初めてそこに現れるという意味で、その人が語ることである。物事を受け取り表現する方法は唯一ではなく、視覚を使わずに見る人や手話を使って話す人がいるように、人の身体の数だけ“語り” は存在するのだ。それは限られた人の特殊な方法ではなく、本当は誰もが持っている、自分と異なる他者や物事とともに生きるための能力と言えるだろう。

この1年半ほどの間、未知の世界に偶然足を踏み入れることや他人と肩を並べる時間が減ったことは、我々の身体を大きく変容させた。この展覧会では、そこにないものを自分の経験として受け取り、表現するさまざまな試みを描いた作品を扱う。それらの作品を通じ、訪れる人の想像する力を借りて鑑賞することがそれぞれの独自の体験として立ち上がる場を作りだすはずだ。

本展が美術展への初参加となる小島美羽は、これまでに制作してきた孤独死を扱った模型作品を出品。
映画『うたのはじまり』の絵字幕で注目を集めた小指(小林紗織)は、25mに及ぶ自分史を譜面に落とした新作を発表する。

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