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ドイツリートの奥義を体験。クリストフ・プレガルディエン来日公演

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ドイツリートの奥義を体験。クリストフ・プレガルディエン来日公演


ドイツ生まれのリリック・テノール、クリストフ・プレガルディエンの来日公演が開催される。

ドイツ・リートの第一人者として、40年以上にわたり世界の第一線で活躍してきたプレガルディエンが今回披露するプログラムは、シューベルトの歌曲集『白鳥の歌』だ。興味深いのは、シューベルトの死後、出版社や友人たちによって編まれた『白鳥の歌』 の既存の 14曲の曲順を再構成し、さらに数曲を加えることで、一夜のリサイタルとして完結させるという試みだ。この再構成が作品にどのような影響を与えるのか。はたまた新たな感動を呼び起こすのか、興味津々。

一方、共演者の渡邊順生の使用楽器が、ナネッテ・シュトライヒャーによる1818 年製のフォルテピアノであることにも注目したい。この楽器は、ベートーヴェンが深く信頼し、シューベルト自身も実際に耳にしていた楽器に極めて近い存在だけに「このフォルテピアノは、シューベルトの歌曲における“声と呼吸”を、最も自然な距離感で立ち上がらせてくれる」と“語る渡邊順生の言葉にも納得だ。

“文学と音楽の最高のマリアージュ”と称されるドイツリートの演奏史に、新たな1頁が刻まれる、その瞬間に立ち会いたい。


クリストフ・プレガルディエン(テノール)&渡邊順生(フォルテピアノ)


4月5日(日)15:00開演
水戸芸術館 コンサートホールATM

東京・春・音楽祭2026東京春祭 歌曲シリーズ vol.48 クリストフ・プレガルディエン(テノール)&渡邊順生(フォルテピアノ)


■チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2564064(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2564064&afid=P66)

4月7日(火)19:00開演
東京文化会館小ホール

クリストフ・プレガルディエン(テノール)
「若々しい輝きがありながら、切ない美しさと鋭い洞察に満ちている」(ニューヨーク・タイムズ紙)。クリストフ・プレガルディエンは、世界を代表するリリック・テノールとして、その輝かしい音色、精緻な声のコントロール、そして深い表現力で国際的に高く評価されている。リートの第一人者として、シューベルティアーデはじめ、世界各地の主要音楽祭やホールに出演。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団等、ダニエル・バレンボイム、ニコラウス・アーノンクール、ケント・ナガノ、ジョン・エリオット・ガーディナーといった名指揮者のもとで共演。オペラでは《魔笛》のタミーノ、《セビリアの理髪師》のアルマヴィーヴァ、《ドン・ジョヴァンニ》のドン・オッターヴィオなどの主要役を演じている。150枚を超える録音では、オルフェ・ドール、ディアパゾン・ドール、グラモフォン誌エディターズ・チョイスなど数々の国際的な賞を受賞。近年は指揮者としても活躍。

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