貫地谷しほり「彼女たちにぜひ会いにきて」 こまつ座『頭痛肩こり樋口一葉』上演に向けコメントが到着

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貫地谷しほり「彼女たちにぜひ会いにきて」 こまつ座『頭痛肩こり樋口一葉』上演に向けコメントが到着


こまつ座旗揚げ公演で初演されて以来、700回以上上演を続け、今もなお人気を集める『頭痛肩こり樋口一葉』が、2026年7月29日(水) から8月30日(日) まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演される。このたび、演出家および出演者によるコメントが到着した。

女性6人の人生模様の切実さが観客の共感を呼ぶ『頭痛肩こり樋口一葉』は、樋口一葉が22歳の若さで自らに「法通妙心信女」という戒名をつけていたという事実に着目した井上ひさしが、この“戒名事件”を劇の原動力として書き上げた作品。『にごりえ』『たけくらべ』など一葉の作品が全編に散りばめられる中で、樋口夏子(一葉)と幽霊・花螢のユーモラスな交友、そしてたくましく生きる明治の女性たちの姿が描かれる。近代化を推し進めたことによるしわ寄せがのしかかり、女性が「個」として生きることが難しい時代に、「われは女成けるものを」と日記に記しながら、貧困の中で一家を支えた一葉の信念は、現代のヤングケアラーという言葉とも重なる。女性として生きる意味を今の時代に訴えかけるこの作品は、筆の力をもって社会に挑んだ一葉からすべての人へ届けられる。

演出の栗山民也は、「もう何度上演してきたことか、古くからの懐かしい恋人にまた会えるような、ちょっとドキドキした気分」と本作への深い愛着を明かし、「早く稽古がしたい。あの言葉、あの動き、あの歌に早く触れたい。
そんな気持ちでいっぱいになる芝居です。またあの楽しくも哀しい劇の宇宙の中へ、一葉の最後まで求めた“祈り”を見つけに出かけます」と意欲を示した。

出演者の貫地谷しほりは、「可笑しくて、愛おしくて、不器用に、必死に、生きた彼女たちに、ぜひ会いにきてください」と呼びかけ、増子倭文江は「またあの愛おしい女たちが帰ってきます。あの物語をまた生きられると思うとワクワクします」とコメントを寄せた。

香寿たつきは「最初に演じた際とは、違った思いが湧いて来て、自分自身、更にスキルアップしたいと思っています」と意気込み、瀬戸さおりは、「私が演じる邦ちゃんは、姉・一葉を支える存在でありながら、自身も時代の荒波の中をたくましく生き抜いていく女性です。その強さや優しさ、人間らしさを大切に、誠実に演じたいと思っています」と役への思いを明かした。今回新たにキャストに加わった岡本玲は、「緊張もありますが、そのドキドキも味方につけて、先輩方が大切につないでこられた作品への想いを胸に、精いっぱい努めます」と意欲を表明。若村麻由美は、「井上ひさし作品の金字塔を栗山民也さんの演出で、13年・16年・22年・26年と再演を重ねてこられた幸せを噛み締めています」とコメントしている。


『頭痛肩こり樋口一葉』は、東京公演ののち、群馬・岡山・岐阜・山形・石川・大阪での上演を予定している。

【あらすじ】
夭折の天才女流作家、樋口一葉の十九歳(明治二十三年)から一葉の死の二年後の明治三十一年までを、一場をのぞいて、それぞれの年の盆の七月十六日の夕刻に展開する、樋口一葉の評伝劇。
父や兄に先立たれ、若くして樋口家の戸主となった夏子(樋口一葉)の肩には、母・多喜と妹・邦子との貧しい生活が重くのしかかっていました。母の期待や妹の優しさに応えようと孤軍奮闘の日々を送ります。
恋をする自由も将来を夢みる余地もない夏子は閉塞感に押しつぶされそうになり、ついには、ただ墨を擦り、筆を動かすためだけに身体をこの世に置いてある、そう心を決めます。
そして、明治二十四年の盆の夕刻。
「ぼんぼん盆の十六日に 地獄の亡者が出てござる……」
少女たちの歌う盆歌に導かれて、一人の幽霊が夏子のもとを訪れてきます。「花螢」と名乗り、歌い踊る幽霊。

夏子と幽霊は、互いに心を通わせ合いますが……。

<公演情報>
こまつ座第160回公演『頭痛肩こり樋口一葉』

作:井上ひさし
演出:栗山民也

出演:
貫地谷しほり増子倭文江香寿たつき瀬戸さおり岡本玲若村麻由美

【東京公演】
2026年7月29日(水)~8月30日(日)
会場:紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

【群馬公演】
2026年9月5日(土)・6日(日)
会場:高崎芸術劇場 スタジオシアター

【岡山公演】
2026年9月10日(木)・11日(金)
会場:岡山県芸術創造劇場ハレノワ(中劇場)

【岐阜公演】
2026年9月14日(月)
会場:可児市文化創造センターala(主劇場)

【山形公演】
2026年9月18日(金)
会場:川西町フレンドリープラザ

【石川公演】
2026年9月22日(火・休)・23日(水・祝)
会場:能登演劇堂

【大阪公演】
2026年9月26日(土)~28日(月)
会場:梅田芸術劇場シアタードラマシティ

チケット情報:
https://w.pia.jp/t/ichiyou/(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2615385&afid=P66)

こまつ座第160回公演『頭痛肩こり樋口一葉』演出家&出演者 コメント全文


■演出:栗山民也
もう何度上演してきたことか、古くからの懐かしい恋人にまた会えるような、ちょっとドキドキした気分。芝居は「いきもの」だから、再演を重ねるたびにその顔つきは微妙に変わるけれど、奥に流れるこの5人の女たちの熱く必死な思いと生き方には、決まって激しく心揺さぶられるのです。
早く稽古がしたい。あの言葉、あの動き、あの歌に早く触れたい。そんな気持ちでいっぱいになる芝居です。またあの楽しくも哀しい劇の宇宙の中へ、一葉の最後まで求めた「祈り」を見つけに出かけます。

■貫地谷しほり

貫地谷しほり「彼女たちにぜひ会いにきて」 こまつ座『頭痛肩こり樋口一葉』上演に向けコメントが到着


二十四歳で燃え尽きた、天才作家・樋口一葉。
そんな彼女には過酷な現実がありました。「女に学問はいらない」と言われた時代。筆一本で家族を養おうと、極貧、借金、病、そして世間と闘いました。お盆になると樋口家に集まる女たちは、ぼやいて、笑って、ときには泣いて、たくましく生きていきます。この夏、再び井上ひさしさんの戯曲の世界へ飛び込みます。可笑しくて、愛おしくて、不器用に、必死に、生きた彼女たちに、ぜひ会いにきてください。

■増子倭文江

貫地谷しほり「彼女たちにぜひ会いにきて」 こまつ座『頭痛肩こり樋口一葉』上演に向けコメントが到着


皆さん こんにちは。
またあの愛おしい女たちが帰ってきます。

この芝居は「こまつ座」の旗揚げ作品 何度も再演されてきた名作です。
あの物語をまた生きられると思うとワクワクします。
そしていつも手を取り合って支え合った大事な大事な仲間たち。
早くあなたたちに会いたい。

■香寿たつき

貫地谷しほり「彼女たちにぜひ会いにきて」 こまつ座『頭痛肩こり樋口一葉』上演に向けコメントが到着


大好きなこの作品に、また出演させていただけることを大変うれしく思っております。こまつ座旗揚げの作品ということで、たぶん、きっと、井上先生の思いが沢山詰まっているとあらためて感じています。
久しぶりに、台本を読ませていただきましたが、最初に演じた際とは、違った思いが湧いて来て、自分自身、更にスキルアップしたいと思っています。
また、新しく岡本玲さんとお芝居させていただけることもとても楽しみです。

栗山さんに導かれ2026年版『頭痛肩こり樋口一葉』キャスト全員で気持ちをひとつにして臨みます。お楽しみに!

■瀬戸さおり

貫地谷しほり「彼女たちにぜひ会いにきて」 こまつ座『頭痛肩こり樋口一葉』上演に向けコメントが到着


お盆の時期に……帰ってきました!!
また皆さんとこの作品でご一緒できるなんて!
私が演じる邦ちゃんは、姉・一葉を支える存在でありながら、自身も時代の荒波の中をたくましく生き抜いていく女性です。その強さや優しさ、人間らしさを大切に、誠実に演じたいと思っています。
たくさんの方に愛され続けてきた『頭痛肩こり樋口一葉』の世界を、劇場で皆さまと共有できる日を楽しみにしています。

■岡本玲

貫地谷しほり「彼女たちにぜひ会いにきて」 こまつ座『頭痛肩こり樋口一葉』上演に向けコメントが到着


新しく仲間入りさせていただくことになりました、岡本玲と申します。いつか立ちたいと願っていたこまつ座の舞台、そして井上ひさしさんの戯曲。その夢が『頭痛肩こり樋口一葉』で叶うことになり、とてもうれしく思っています。緊張もありますが、そのドキドキも味方につけて、先輩方が大切につないでこられた作品への想いを胸に、精いっぱい努めます。
劇場で皆さまにお会いできる日を楽しみにしております。

■若村麻由美

貫地谷しほり「彼女たちにぜひ会いにきて」 こまつ座『頭痛肩こり樋口一葉』上演に向けコメントが到着


井上ひさし作品の金字塔を栗山民也さんの演出で、13年・16年・22年・26年と再演を重ねてこられた幸せを噛み締めています。私の演じるお人よしな幽霊・花螢は生死の境を知る一葉にしか見えません。他のキャストの“見えない演技”が幽霊を見えない存在にするアンサンブルが見所です。花螢は怨みのもとを辿った末、諦め赦しの境地に至ります。神出鬼没な幽霊を生身で演じるのは体力の限界への挑戦!私の花螢の集大成となるよう務めます。

関連リンク
公式サイト:
https://www.meijiza.co.jp/others/2026_07_01/

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