2022年12月27日 17:00
吉沢亮が福田組で見せた“ぶっ飛んだ芝居”の裏側 『ブラックナイトパレード』撮影現場レポート
しまいには佐藤自身も思いのほか高い声となってしまった自分の「あ~~~っ」に笑い出し、「ごめん! 前のに引っ張られちゃうんだよ……って誰に言い訳してるんだ!!(笑)」とひとりツッコミを繰り出して、さながら佐藤二朗オンステージ。
このシーンについて製作報告会でも、「いきなり変な声を普通に出していて。シーンとして面白くしようという思いを感じながらも、僕をどうにか笑わせようとする感じに耐えられなくて、ずっと目を合わせられなかったです(笑)」と語っていた吉沢。やはり憧れの人はすごかった!?
ムロツヨシも思わず笑った吉沢亮のハイテンション芝居
『ブラックナイトパレード』撮影現場の様子
さて、福田組の“雷神”の異名も持つ佐藤だが、それに相対して“風神”と称されているのがムロツヨシ。今回、そのムロとも吉沢は共演! と言われて、ムロの姿と名前はなかったはずと思ってしまう人もいるのでは?
北極まで連れて来られて、サンタクロースハウスで働くはめになった三春。橋本演じる北条志乃と渡邊演じる古平鉄平に案内されて、各部署を見て回るが、そこで出会うのが大きな帽子を全身にすっぽりかぶったような姿の“帽子さん”。妖精ということながら、まるで着ぐるみを被っているような見た目で、その帽子から伸びる素肌の手には体毛が生えていて、ドスが利いた声からしても中年オヤジそのもの!この帽子さんを演じているのが、ほかならぬムロツヨシ。