サンダンス映画祭、受賞結果が発表に
サンダンス映画祭の受賞結果が発表になった。
USドラマチックコンペティション部門の審査員大賞に輝いたのは、『A Thousand and One』。監督、脚本は、今作で長編監督デビューしたA.V.ロックウェル。審査員特別賞には、イライジャ・バイナム監督、ジョナサン・メジャース主演の『Magazine Dreams』。観客賞は、マリアム・ケシャバーズの『The Persian Version』が受賞した。今作は脚本賞も受賞している。
監督賞は『Accidental Gateway Driver』の香港系イギリス人監督シン・J・リー。俳優賞はトランスジェンダーの男性を描く『Mutt』のリオ・メヒエル。
アンサンブル賞は『Theater Camp』が受賞。
ワールド・ドラマチックコンペティション部門の審査員大賞を受賞したのは、シャーロット・リーガン監督、ハリス・ディキンソン主演のイギリス映画『Scrapper』。USドキュメンタリーコンペティション部門の審査員大賞は、ジョー・ブリュースター監督の『Going to Mars: The Nikki Giovanni Project』に送られた。
サンダンス映画祭は多様化に力を入れてきたが、今年も上映された長編映画のうち有色人種監督の作品は49パーセント、女性は56パーセントを占める。それぞれの部門で審査員大賞を受賞した3作品も、女性あるいは黒人監督によるものだ。
作品のセールスは、今年、やや控えめ。配信各社がコスト削減を意識し、コンテンツ獲得のために高額な契約を結ぶことに注意深くなっていることが大きいと思われる。
それでも、Netflixはオールデン・エアエンライクとフィービー・ディネヴァーが主演するスリラー『Fair Play』を2,000万ドルで買ったほか、オーストラリアのホラー・スリラー『Run Rabbit Run』の世界配信権も獲得。
ソニー・ピクチャーズ・クラシックはデビッド・ストラザーン主演の『A Little Prayer』、サーチライト・ピクチャーズはアンサンブル賞受賞作『Theater Camp』を獲得した。
評価の高かったその他の作品にも、近々買い手がつくことが期待される。
文=猿渡由紀
(C)Sundance Institute
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