くらし情報『10月に来日公演。クラウス・マケラ指揮パリ管弦楽団の今シーズンが開幕』

2022年9月16日 18:00

10月に来日公演。クラウス・マケラ指揮パリ管弦楽団の今シーズンが開幕

パリ管弦楽団 (C)William Beaucardet


クラウス・マケラが指揮を務めるパリ管弦楽団が10月に来日する。すでに今シーズンが開幕しており、先ごろオープニングを飾る公演が開催された。

オープニング・コンサートは、現地9月8日にフランス・パリのフィルハーモニー・ド・パリ、ピエール・ブーレーズ・ホールで行われた。

プログラムは、2曲の世界初演作を含む冒険的な構成。マケラと同朋フィンランドを代表する現代作曲家カイヤ・サーリアホの2005年作「小惑星4179:トータティス」で幕を開け、リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストゥラはかく語りき」、ジミー・ロペス・ベリードの新作「アイノ」、パスカル・デュサパンの新作「A Linea」、そして、スクリャービンの「法悦の詩」で締めくくられた。

このオープニング・コンサートの模様は現在、medici.tv JAPANにて、特別に無料視聴が可能。この公演だけでなく、ベルクとマーラーに臨んだ2021年のコンサートや、2020年にロックダウン以降初めて再開された本拠地パリでの貴重なコンサートなども来日記念特集として無料で公開されている。

待望の来日公演は、10月15日(土)に東京芸術劇場コンサートホールで幕を開け、東京、名古屋、大阪、岡山にて全6公演を予定している。

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