くらし情報『同志と感じている成河と藤田俊太郎が届ける繊細な再生の物語『ラビット・ホール』』

2023年3月22日 17:00

同志と感じている成河と藤田俊太郎が届ける繊細な再生の物語『ラビット・ホール』

僕にとってはとても貴重な同志で、次はいつ一緒にできるかなと思っていたんです。

同志と感じている成河と藤田俊太郎が届ける繊細な再生の物語『ラビット・ホール』


藤田僕にとっても成河さんとの仕事はやはり特別です。僕が演出家として活動を始めたのは30代からですが、同い歳である成河さんのことはずっと憧れの目で見ていて、いつか一緒にお仕事をしたいと思っていました。『Violet』では、成河さんがおっしゃったように、上演が一度止まり、どのように再開していくか、どのように未来に向かっていくかということを、問い続けながら一緒にものを創ることができました。現場での再会を熱望していましたが、今回、ストレートプレイの会話劇でご一緒できることになり、とてもうれしく思っています。

成河藤田くんとは初対面のときに、ファミレスで明け方まで7時間くらいしゃべったんですよね。そのときにすでに、近しい考え方を持っているなと、同志のような気持ちになっていたんです。演劇に対する距離みたいなものが同じというか。
藤田くんも、美大を出たとか、バンドをやっているとか、演劇の畑だけで純粋培養されたのではなく、いろんな角度から演劇にたどり着いていて、演劇だけが特別ではないんじゃないかと思っているところがある。

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