2023年7月13日 18:00
クリスチャン・ツィメルマン2年ぶりの来日ツアーが決定
©Bartek Barczyk
ピアニストのクリスチャン・ツィメルマンが11月、12月に来日ツアーを開催する。
クリスチャン・ツィメルマンは、18歳でショパン国際ピアノコンクールで優勝。翌年のレコード・デビューして以降、ヘルベルト・フォン・カラヤン、小澤征爾ら多くの巨匠と共演し、ショパン没後150周年(1999年)の前年には、ポーランド出身の音楽家で編成したポーランド祝祭管弦楽団を結成した。フランスのレジョン・ド・ヌール勲章受賞(2005年)、ポーランドにおける民間人の最高勲章である、星付きコマンドルスキ十字勲章(2013年)など、栄誉ある名誉博士号や勲章を受賞。2022年には第33回高松宮殿下記念世界文化賞音楽部門を受賞している。
ツィメルマンは1978年以来、たびたび来日し、2021年12月のサントリーホールの公演が日本での275回目の公演となった。2003年には東京にも自宅を構えたほどの親日家だ。
今回の公演の演奏曲はまだ発表されていないが、ツィメルマンは毎回、日本公演のプログラムは時間をかけてこだわりの選曲を行っており、今回も孤高のピアニストのより深化した演奏を聴けそうだ。