2021年1月14日 16:18
2021年のVOCA賞は秋田県在住の尾花賢一! 3月12日より上野の森美術館にて『VOCA展2021』開催
3月12日(金)から3月30日(火)までの19日間、上野の森美術館にて『VOCA展2021現代美術の展望ー新しい平面の作家たち』が開催される。
『VOCA展』は現代アートにおける平面の領域で、国際的にも通用するような将来性のある若い作家の支援を目的に1994年より開催されている美術展。日頃から公平な立場で作家たちと接している全国の美術館学芸員、研究者、ジャーナリストなどから推薦委員を選出し、それぞれ40歳以下の作家1名(組)を推薦。また、推薦された作家全員に展覧会への出品を依頼し、全国各地の優れた才能を紹介している。これまで、福田美蘭(1994年VOCA賞)、やなぎみわ(1999年VOCA賞)、蜷川実花(2006年大原美術館賞)、清川あさみ(2010年佳作賞)など、多方面で活躍する作家たち延べ951人(組)が出品してきた。
『VOCA展2021』では、これからの活躍を期待される新進気鋭の作家30人(組)が出品。この中から、グランプリとなるVOCA賞に秋田県在住(群馬県出身)尾花賢一の《上野山コスモロジー》が決定したほか、VOCA奨励賞に鄭梨愛、水戸部七絵、VOCA佳作賞に岡本秀、弓指寛治の作品が選ばれれ、大原美術館賞には岡本秀の作品が同美術館の選考を経て選出された。