市原隼人「こんなに迷いながら作品に向き合ったのは初めて」 詐欺師たちの世界を描いた『ダブルチート 偽りの警官』を語る
市原にとっては、親子役を演じた『チェケラッチョ!!』以来、18年ぶりの共演となり、「すごくうれしいですし、これぞ役者の醍醐味。少しでも大人になった自分を見てもらい、胸を借りてお芝居させていただいた」と喜びを語った。
一方、陣内は「初めて会ったのは(市原が)19歳のとき?当時からずっと主演を張る人だなと思っていたし、大人としてセクシーになっている。役に対する熱量がとにかくすごいです!」と市原の成長に目を細めた。
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陣内孝則
なお、陣内はこの日、本作のクランクイン前に、肺がんの手術を受けていたことを、公の場で初告白。「ドラマを降りるかっていう話も出たが、先生から手術して1週間自宅療養をすれば、次の日から仕事に行っていいと言われた。なんなら、術前より元気なくらいですよ」と豪快に笑い飛ばしていた。
共演する淵上は、「僕と市原さんが一番(年齢的に)下になるほど、大ベテランばかりの現場で緊張感があった」と振り返り、「台詞量、専門用語の多さもあって、それに伴う緊張もあったが、陣内さんがカットのたびに、ひとネタで和やかにしてくれた」と感謝していた。
取材・文・撮影:内田涼
<番組情報>
『WOWOW×テレビ東京 共同製作連続ドラマ ダブルチート 偽りの警官 Season2』
6月29日(土)