くらし情報『「愛は祝福であり、呪いでもある」リサ・ジョイ監督が語る映画『レミニセンス』』

2021年9月15日 12:00

「愛は祝福であり、呪いでもある」リサ・ジョイ監督が語る映画『レミニセンス』

ギャングの抗争が絡む事件の謎を追って、ニックは“記憶”に潜入する中で、あのメイが事件のカギを握る人物として浮かび上がってくる。彼女は一体、何者なのか?彼女はいまどこにいるのか?ニックが捜査を続ける中で、想像もしていなかった真実と巨大な陰謀が浮かび上がってくる。

本作の脚本と監督を手がけたリサ・ジョイは、ドラマ『ウエストワールド』で注目を集めた気鋭のフィルムメイカーだ。彼女は本作を創作する上で、SF的な設定を駆使しつつも、フィルム・ノワール(往年の犯罪映画)のテイストを本作に盛り込んだ。危険に満ちた都市、退廃的なムード、幻影的でスタイリッシュな映像、ファム・ファタルと呼ばれる時に主人公を破滅させてしまう運命の女、そして善悪では割り切れない物語……ジョイ監督はノワールの要素を“新たな方法”で描きたいと考えたようだ。

「いくらかは『黒い罠』(1958年にオーソン・ウェルズ監督が手がけた作品)を参考にしています。そしてノワールではないかもしれませんが、『めまい』(1958年にアルフレッド・ヒッチコック監督によって発表された)から大きな影響を受けています。私はノワール、SF、アクションも含めたこれらのジャンルをまた違った形で再訪してみたかったのです。

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