2021年10月12日 20:00
身近にあるパッケージの奥深さに触れる 印刷博物館 P&Pギャラリーの展示「現代日本のパッケージ2021」10月16日より開催
展示「現代日本のパッケージ2021」が10月16日(土)より、印刷博物館 P&Pギャラリーで開催される。
生活のなかで身近な印刷物の代表であるパッケージは、社会と強く結びつきながら日々試行が繰り広げられ、デザインや機能が日々進化を遂げている。例えばSDGsの達成に貢献するあらゆる人が使いやすいユニバーサルデザイン、地球環境保全など、一般にも馴染みのある社会的テーマはパッケージ制作の課題とも重なるものだ。
7回目となる本展では、こうした時代のニーズや今後想定される解決すべき課題に対し、パッケージの現場で重ねられた取り組みの成果を知る機会のひとつとして、日本で開催されている大規模なパッケージコンクールの受賞作を紹介する。
消費者が直接手にするものから普段はあまり目にすることのない輸送包装まで、展示された様々な種類のパッケージを通じ、身近な存在でありながら深く知る機会の少ないパッケージの面白さに触れることが可能だ。
展示されるのは、市場で販売されている商品化されたコマーシャルパッケージの優秀性を競う「第60回ジャパンパッケージングコンペティション」の受賞40作品、パッケージというデザイン領域のプロが作品のデザイン性や創造性を競う「日本パッケージデザイン大賞2021」