詩森ろば演出『Bug』劇場＆キャストを変更し上演へ

2022年11月に上演を予定していたが俳優の急病により中止になったserial number08『Bug』が、劇場とキャストを変えて上演されることが決定した。

体に虫がいるという若い男とDVの夫から逃れて安モーテルに住む中年女の刹那の道行きを描くトレーシー・レッツ初期の傑作『Bug』。現代の黙示録のようなこの作品を、主演に阿佐ヶ谷スパイダースの李千鶴、相手役の若い男に鈴木勝大、DVの元夫に文学座の粟野史浩、レズビアンである親友に流山児★事務所の伊藤弘子、そして要を担う医者役に同じく流山児★事務所の塩野谷正幸を迎えて上演する。なお演出は詩森ろばが務める。

serial number08+0.5『Bug』は、2月15日(水) から19日(日) にサンモールスタジオで上演される。

■詩森ろば コメント



11月中止になりましたserial number08『Bug』ですが、劇場を変え、キャストを変えて、2023年2月に上演を行うことになりました。中止公演としてお知らせしたものが一転延期となることになり、お客様にはご迷惑お掛けいたします。
たくさんのお客様に、ぜひいつか公演してくださいと言っていただき、また思い入れもある作品ですから、わたし自身も諦めることはできないなと思っていたのですが、作品の権利やその他の事情によりこの時期の開催となり、スケジュールが揃わず、同じキャストでと言っていただいたお客様の思いには応えられないこと申し訳なく思っております。