電気グルーヴ35周年&リキッドルーム20周年記念ライブ、その一部始終をレポート
、「なかなかやらない」もしくは「まったくやらない」レアな部類に入るのは、1、6、13、14、18、20、21、あたりだろうか。ただし、14は、2022年のリキッドルームでもやっている。あと、21は石野卓球のソロ曲だが、わりと最近ライブで聴いた気がする。「あ、ソロのこの曲やるんだ?」と思ったので、印象に残っている……調べたら、2015年7月13日のリキッドルームだった。
あと、12曲目の「電気グルーヴ35周年の歌」は、今年の5月2日にリリースされた、ライブではこの日が初披露の新曲である。今年2024年は、この「35周年の歌」のほかに、「32周年の歌」と「34周年の歌」もリリースされた。ちなみに、最初に作られたのは20周年の時で、それより後に「30周年」と「10周年」(なんで?)も作られている。
というわけで。
「アルペジ夫とオシ礼太」〜「トロピカル・ラヴ」という、叙情的な響きの2曲でライブがスタート。続く「ガリガリ君」の「怪我人だ、先生を呼んで来い!」のサンプルボイスに応えて、フロアから「ヒャー!」と歓声が上がるあたり、筋金入りの電気カスタマーズが集まっていることがよくわかる。
DEVICE GIRLSこと和田一基による効果映像は、ステージ後方の壁全面に照射する形で、メンバーの身体にもグラフィックの一部が映る。