トムとジェリーとオーケストラ! 大画面の『トムとジェリー』をオーケストラの生演奏で堪能
1940年代に制作されたアニメーション映画(カートゥーン)『トムとジェリー』は、1960年代以降日本でも何度もテレビ放映され、多くのファンを持つ人気作品だ。そのポイントは「笑い」と「音楽」。アニメーションと音楽をシンクロさせる手法だ。1話約8分が色彩感豊かなオーケストラ・サウンドに満たされているのだから素晴らしい。
その『トムとジェリー』が大スクリーンで上映されて、生のオーケストラの演奏付き!と聞いたらこれは気になる。
プログラムには「ただいまお昼寝中」「ワルツの王様」「土曜の夜は」&「ネズミとり必勝法」に「ピアノコンサート」など、人気作がずらりと並び、トムとジェリーの動きに合わせてオーケストラが名曲の数々を奏でるというのだから楽しみだ。
ナビゲータ−・ナレーターには、人気声優の駒田航と上水樽力が登場するのも話題の一つ。オリジナル・スコアによるゴージャスなステージがさらに楽しくなりそうだ。
*公演は9月1日(日)14:00〜東京オペラシティ・コンサートホール。
●サイモン・ラトルも大ファン!
2015年、世界的指揮者サイモン・ラトルがベルリン・フィルのコンサートで音楽だけを取り上げて演奏したところ、お客に大ヒット!躍動的で、トムとジェリーのドタバタ劇を華麗に、ユーモラスにオーケストレーションされた音楽が見事に繰り広げられ、音楽だけでも楽しめることが立証された。