インストバンドEYRIE、手塚治虫『火の鳥』公式アルバムでメジャーデビュー
連弾+ドラム編成のインストバンド・EYRIEが、今年連載開始70周年を迎える手塚治虫の漫画『火の鳥』をテーマに制作した公式アルバムを6月7日(金) にリリースすることが決定した。
『火の鳥』は、今年没後35年にあたる手塚がライフワークと位置付けた作品で、人間の生と死をテーマに壮大なスケールで物語が繰り広げられる。EYRIEのメンバーは、全員が幼少時代から愛読し、その影響を受けて育ってきたという。
今回リリースされるアルバムは、手塚プロダクションの全面協力のもと制作。EYRIEが物語のなかでも特に「音楽で表現したい」と感じた場面を抽出し、そのシーンに当てた全10曲が収録される。ジャケットおよびブックレットには『火の鳥』のイラストが使用され、手塚の長女・るみ子の序文コメントも掲載される予定だ。なおEYRIEにとって本作は、記念すべきメジャーデビュー第1弾アルバムとなる。
発売に寄せてEYRIEは「『火の鳥』には、今ここにいる私たちみたいに悩み、喜び、怒って、日々を生きている人がいて、人間以外にも沢山の生命がきらめいています。
数千年前の人も数千年後の人も、私やあなたと同じ感情をきっと持っていて、時も空間も超えて共有される感情や祈りをつなぐ『火の鳥』、そこからインスパイアされた気持ちをEYRIEにしかできない表現で音にしました。