ダリア・ニコロディが死去。イタリアのホラー映画女優で脚本家
イタリア人女優で脚本家のダリア・ニコロディが亡くなった。70歳。娘アーシア・アルジェントがインスタグラムで明らかにしたもの。
ニコロディは、夫ダリオ・アルジェントと『サスペリア』(1977)の脚本を共同執筆した。出演もする予定だったが、撮影前にケガをして断念している。他に、アルジェントが監督する『インフェルノ』(1980)、『フェノミナ』(1984)、『オペラ座/血の喝采』(1988)などに出演した。最近では2018年のルカ・グァダニーノ監督版『サスペリア』に出演している。
1950年フィレンツェ生まれ。
60年代にローマに移住し、テレビ出演を経て映画に進出。1973年、彫刻家マリオ・セロリとの間に長女アナを授かるも破局。1974年にアルジェントと出会い、1975年、アーシアを授かった。アルジェントとは1985年に破局。長女アナは1994年に車の事故で亡くなっている。
文=猿渡由紀