くらし情報『音楽の自然な波 河村尚子がウィーン響とブラームス協奏曲』

2024年3月6日 18:00

音楽の自然な波 河村尚子がウィーン響とブラームス協奏曲

ショパンのソナタ第3番を後半のメインに、現代作曲家・岸野末利加さんに委嘱した《単彩の庭園 IX》の初演、そしてプロコフィエフのピアノ・ソナタ第7番。コンサートの始まりは、能登半島地震で被災された方々へ捧げる祈りとしてバッハ/ブゾーニの《シャコンヌ》を弾きます。やはりバッハは、心をゼロに戻して祈ることができる音楽だと思うのです。岸野さんの作品は彼女の《単彩の庭園(Monochromer Garten)》というシリーズの9曲目。「単彩の庭園」は日本庭園をイメージした作品シリーズで、彼女は京都のご出身でご実家がお寺さんなんです」

女性作曲家の紹介は、近年彼女が手がけているプロジェクトの一環。また4月には、東京や山形で、フランスの近現代作品と矢代秋雄、武満徹を組み合わせた新しい取り組みも。21年目の新たな一歩を刻み始めた河村尚子から目が離せない。

(宮本明)

オメル・メイール・ヴェルバー指揮
ウィーン交響楽団

音楽の自然な波 河村尚子がウィーン響とブラームス協奏曲


■チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2346942(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2346942&afid=P66)

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