豊川悦司、パトリック・ウィルソンらが語る 『ミッドウェイ』日米俳優陣によるインタビュー映像公開
映像では、まず山本五十六を演じた豊川悦司が、極寒のモントリオールでマイナス15℃の大雪の中でも撮影を続ける監督に驚いたと振り返る。そして本作は「戦争がどういうものなのかを人種を超えて描こうとしている。勝ち負けであったり、人の生死を大袈裟ではなく、でもきちっと伝えているところが品が良い」と監督のセンスを賞賛した。
次に、エメリッヒ監督ファンを自称するエド・スクラインとルーク・クラインタンクが、空母エンタープライズの甲板を再現するため「業務用の送風機で太平洋の風を模して、1テイク撮影毎に個室でセリフを録音し直した。ハリケーンみたいで飛びそうだった」と未体験の苦労を明かす。名優デニス・クエイドは「戦争を映画で美化する必要はない。だが祖国のために戦った人々は称えるべきだ。どちら側であってもね。
日本とアメリカは現在の世界では親友だ。世の中は変わるものさ」と日米双方を公平な視点で描いたことが素晴らしいとコメント。パトリック・ウィルソンは「台本に日本語のセリフがあってすごくワクワクした。母国語以外で演じている人々に尊敬の念を抱いたよ」とし、さらに豊川悦司との共演シーンは大変だったが楽しんで撮影したと回想した。