岡本太郎が手掛けたプロダクトを紹介する企画展『暮らしのなかの芸術』 3月17日より表参道・岡本太郎記念館にて開催
岡本太郎が暮らしのなかに送り込んだ作品群を紹介する企画展『暮らしのなかの芸術』が、表参道・岡本太郎記念館にて開催される。
“芸術とは生活そのものであり、生きること。”と考え、無数のマルチプル作品をつくり、暮らしのなかに送り込んでいた岡本太郎。江戸時代に武家で始まった端午の節句を祝う鯉のぼりを、世界中に広めたいと考えていた太郎は、自ら鯉のぼりを作成。グリグリっと大きな眼、原色の鱗、生き生きと躍動的なフォルムといったいかにも太郎らしい、ユニークなものだった。
生み出したマルチプル作品は、鯉のぼりのほか、テーブル、イス、絨毯、ネクタイ、スカーフ、浴衣、振袖、トランプ、スキー、バッグ、カップ......etc.ありとあらゆるジャンルにおよび、同展では、それらの作品アイデアを描き留めた下絵などとともに一望。岡本太郎による暮らしのなかのプロダクトが体感できる。
太郎と飛行船
【企画展『暮らしのなかの芸術』 開催概要】
会期:3月17日(水)~ 7月11日(日)
会場:岡本太郎記念館
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:火曜(祝日の場合開館)
※6月23日(水)