2021年5月31日 18:00
GLAY、2021年初の有観客ライブで見せつけたエンタテインメントの逆襲 4カ月連続配信ライブ第3弾レポート
その勢いのまま強烈なスネアロールから始まる「absolute“ZERO”」へ。サビではいつも以上にTAKURO、HISASHI、JIROが強くコーラスをする姿が印象的だ。曲が終わるとTERUは「皆さんお元気そうで何よりです。元々ここは渋谷公会堂で、凄くデビュー当時を思い出しました」とステージから見るLINE CUBE SHIBUYAへの思いを語り、「声は出せないですが手拍子などしながら心から楽しんで行って下さい。僕らは音楽が生き甲斐で、ないと生きていけません!」と「THE ENTERTAINMENT STRIKES(エンターテイメントの逆襲)」に込められた想いとも取れるロックバンドGLAYとしての想いをぶつけた。
上がった熱量そのままに「Scoop」に突入し、パンクロック全開で会場が一体となる。曲が終わると会場が一度暗転。次に優しい灯りを放つ松明がステージに設置され、天井に吊るされたシャンデリアとともに厳かな空気が流れた。
ストリングスも加わり披露したのは、2014年にリリースされたミドルバラードの「YOU」。この曲は作詞もJIROが手がけており、「色々な事件や事故が起きている世の中で、一日一日を大事に生きよう、一日一日時間を大切にしていこう」