Netflixが『Passing』の世界配給権を獲得?
現地時間3日に終了するサンダンス映画祭で上映された『Passing』を、Netflixが獲得することになりそうだ。
Netflixは世界配信権のために1,500万ドル以上を払う模様。先にAppleがディールを結んだ『CODA』の2,500万ドルには及ばないが、人種問題についてのモノクロ映画としては立派な数字だ。
今作は、レベッカ・ホールの監督デビュー作。主演はルース・ネッガとテッサ・トンプソン。20年代のニューヨークを舞台に、見た目が白人で通じるため、夫にまで嘘をついて白人として生きるクレア(ネッガ)と、その友人アイリーン(トンプソン)の複雑な関係を描く。クレアの夫役でアレキサンダー・スカルスガルトも出演する。
文=猿渡由紀