くらし情報『対照的な作家の組み合わせによる二人展『ボイス+パレルモ』、埼玉県立近代美術館にて7月10日(土)より開催』

2021年6月22日 12:00

対照的な作家の組み合わせによる二人展『ボイス+パレルモ』、埼玉県立近代美術館にて7月10日(土)より開催

ヨーゼフ・ボイス《ユーラシアの杖》1968/69 クンストパラスト美術館、デュッセルドルフ (C)Kunstpalast - Manos Meisen – ARTOTHEKVG Bild-Kunst, Bonn & JASPAR, Tokyo, 2021 E4244

(C)Kunstpalast - Manos Meisen – ARTOTHEKVG Bild-Kunst, Bonn & JASPAR, Tokyo, 2021 E4244



第二次世界大戦以降の最も重要な芸術家のひとりであり教育者でもあった、ヨーゼフ・ボイス(1921-1986)と、その教え子のひとり、ブリンキー・パレルモ(1943-1977)。このふたりの1960—70年代の作品を中心に紹介する展覧会『ボイス+パレルモ』が、7月10日(土)より埼玉県立近代美術館にて開催される。

「人間は誰でも芸術家である」と語り、人間ひとりひとりが創造性をもって参与することでより良い社会をつくりあげる「社会彫刻」という概念を提唱し、日本でも人気の高いヨーゼフ・ボイス。同展では、日本では展観の機会が限られていた初期ドローイング、欧米以外では初めての展示となる60年代の最重要作品《ユーラシアの杖》などの代表作、ボイスの芸術実践において「アクション」と呼ばれるパフォーマンス映像作品6本を含む約80点でボイス作品の本質に迫る。

ボイスに「自身に最も近い表現者だった」と言わしめたパレルモは、15年に満たない短い活動期間ながら、さまざまな物事の仕組み自体を問おうとする繊細な絵画作品で、近年徐々に評価を高めている。

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