くらし情報『名古屋の歴史・文化遺産をリアルタイムに再生する「ストリーミング・ヘリテージ」 今年3月に続いて2度目の開催』

2021年11月18日 18:00

名古屋の歴史・文化遺産をリアルタイムに再生する「ストリーミング・ヘリテージ」 今年3月に続いて2度目の開催

観音に見立てたpepperと、作者でメディアアーティストの市原えつこ


名古屋の歴史や文化遺産に着目し、堀川沿いで繰り広げられるイベント「ストリーミング・ヘリテージ|台地と海のあいだ」が11月12〜28日の金・土・日曜、祝日に開催されている。野外も舞台となる都市型のアートイベントで、今年3月に続いて2度目の開催となる。

名古屋中心部を南北に流れる堀川は、名古屋築城に合わせて開削された人工の河川だ。この川の周辺には、古くから残る歴史的な住宅や、観光スポットなどが非常に多く残っている。本イベントはこれらに着目し、美術作品の展示や、シンポジウム、トークイベントなど多様なプログラムを開催するものだ。


名古屋の歴史・文化遺産をリアルタイムに再生する「ストリーミング・ヘリテージ」 今年3月に続いて2度目の開催

会場のひとつ、熱田・宮の渡しエリアの「丹羽家住宅」
かつて海運の拠点として栄えていた熱田・宮の渡しエリアの「丹羽家住宅」に展示されているのは、堀尾寛太《自動ドア》だ。

名古屋の歴史・文化遺産をリアルタイムに再生する「ストリーミング・ヘリテージ」 今年3月に続いて2度目の開催

堀尾寛太《自動ドア》
鑑賞者は滑車に吊るされたつり革を引きながら歩くことで、その後、さまざまな装置が動き出す様を見ることができる。


名古屋の歴史・文化遺産をリアルタイムに再生する「ストリーミング・ヘリテージ」 今年3月に続いて2度目の開催

堀尾寛太《自動ドア》
本作品は、江戸時代に建てられた家屋から、器具を設置できるわずかなスペースを探し出し、工夫の上に作り出されたもの。わずかな人の力が、予想だにしなかった動きを作り出す様は、年齢を問わず楽しめるはずだ。

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