トライセラトップス、トリビュート盤発売日に復活ツアー完遂「来年も笑顔でまた逢いましょう」
2020年、2年半ぶりに活動を再開させたTRICERATOPS。10月に復活の狼煙となるZepp DiverCity TOKYO公演を敢行、そこで発表された東名阪ツアーのファイナルとなる東京・新木場STUDIO COAST公演が12月30日に開催された。
写真:山本倫子
コロナ禍でソーシャルディスタンスが保たれた500席SOLD OUTの会場。それでも1曲目から会場は総立ちとなるいつもと変わらないライヴがスタートとなった。同期音源一切なしのたった3人だけの演奏と歌を、緩急付けて織りなすいつものトライセラのスタイルで存分に観客を満足させた。
和田唱(写真:山本倫子)
「年末の忙しい時期に、この大変な中、わざわざ来てくれてありがとう。制約のある中でも、その大きな拍手で充分伝わってるからね。会場のみんなも配信で見てくれているみんなも、来年も笑顔でまた逢いましょう」予定外のダブルアンコールでステージに帰ってきた和田唱のこの言葉に、今年の労苦をねぎらわれ涙腺を緩める観客の姿も。
林幸治(写真:山本倫子)
吉田佳史(写真:山本倫子)
ステージからあふれ出た、コロナ禍を忘れてしまうようなトライセラのポジティヴな波動で、配信も通して全国各地の観客を魅了した彼ら。