くらし情報『西川周作に重なったあの日の阿部勇樹、浦和レッズ、試練の30周年記念試合へ』

2022年5月16日 18:00

西川周作に重なったあの日の阿部勇樹、浦和レッズ、試練の30周年記念試合へ

西川周作(浦和レッズ)(C)J.LEAGUE


あの日を思い出す光景だった。5月13日・埼玉スタジアム2002のことである。『明治安田生命J1リーグ』第13節・サンフレッチェ広島戦を終えると、一部サポーターからブーイングが飛んだ。最初はピッチ中央で円陣を組みミーティングを行った広島に対して。続いては5試合連続ドローに終わった浦和レッズに対して。

DAZNのフラッシュインタビューを終えた西川周作主将は遅れて場内を一周した。北側ゴール裏では激しい檄が飛んだ。怒りをぶつけるサポーターに対して、西川は身振りを加えて真剣な表情で言葉をぶつけた。
まるで7年前の阿部勇樹主将とサポーターのやり取りのようなシーンが繰り広げられた。

2015年3月4日・『AFCチャンピオンズリーグ』第2節・ブリスベンロアーに0-1で敗れた埼スタではブーイングが飛び交った。試合後のテレビインタビューの対応で遅れてあいさつに回った阿部にも厳しい言葉が飛んだ。サポーターへ詰め寄った阿部は人差し指を立てて、「まずひとつ勝とう! ひとつ勝つまで一緒に戦ってくれ!」と目に涙を浮かべながら鬼気迫る表情で呼びかけた。阿部とサポーターの激しいやり取りから3日後に開幕した『明治安田生命J1リーグ』1stステージ第1節では見事に勝利。

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