2024年1月25日 12:00
アップルミュージックから、クラシック専用にして最強アプリが登場
が、すでに先行提供されている北米とヨーロッパでは、公開されるやいなや、たちまちApp Storeの無料アプリランキングでトップとなり、Appleが提供するApple Musicのグローバルチャートではその週、クラシック音楽がそれまでで最も大きな記録を達成したという。公開の2日後には、クラシックのアルバムも世界140か国以上でアルバムチャートにランクインし、このジャンルの新記録となったとなればこれは期待できる。世界最大級のクラシック市場である日本において、どのような変化が起きるのか興味津々。
1月22日に記者会見が行われたApple表参道店においては、アンバサダーとなった村治佳織(ギター)と佐渡裕(指揮)が登壇。アプリの独創的な魅力が語られたことも印象的。プロフェッショナルはもちろん、クラシック初心者においても利用価値の高いアプリの登場となれば、これはクラシック音楽の民主化に大きく寄与する絶好のチャンスとなりそうだ。
同様に、Apple Music Classicalにとってアーティストや演奏団体とのパートナーシップが非常に重要であることは間違いない。現在、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ザルツブルク音楽祭、ニューヨーク・フィルハーモニック、ロンドン交響楽団、メトロポリタン歌劇場などの代表的な団体と提携。