2022年6月29日 18:00
初顔合わせのツーマンイベント『FREAKY & GROOVY』 the telephones・石毛輝×Wienners・玉屋2060%インタビュー
兄貴が8歳上なんですけど、その兄貴がすごい偏屈で、「日本の音楽なんか聴いたら殺すからな」って言われていたんです(笑)。そういうので育ったので、洋楽命みたいな感じでした。
玉屋石毛さんってニルヴァーナのグランジと、ハイスタとかのメロディックパンクの、狭間の世代だと思うんですよ。でも俺はもう少し下なので、ニルヴァーナを多感な時期に全く聴いていない世代なんです。俺が目覚めたのはDragon Ashがよくテレビに出ていた頃で、Kjがマイクを逆持って口パクに抗議みたいなことをしているのを見て「俺と同じ魂持ったやつがテレビ出てる」って思って(笑)。
石毛最高だよね。ニルヴァーナもああいう事やってたし。
玉屋そうそう。
そこから日本のパンクを聴くようになって。一時期どハマりしていたのはYOUR SONG IS GOODのサイトウ"JxJx"ジュンさんが昔やっていた……。
石毛ああ、FRUITY?
玉屋そう、FRUITYとかSCHOOL JACKETS、あれが自分たちにとってはルーツというか。あのカチャカチャした感じをどんどん派生させていって、そこに自分の好きな電子音とかヒップホップ的なサンプリングとかを入れていってWiennersは出来上がっていきましたね。