高橋優インタビュー/主催フェス開催間近「一緒に楽しい時間にしようっていう意味がどんどん深くなっていっている」
(Photo:小境勝巳)
Text:谷岡正浩Photo:小境勝巳
最新デジタル・シングル「現下の喝采」を9月11日(水) にリリースするシンガーソングライターの高橋優。グイグイと背中を押してくれるようなテンポに勇気づけられる、誰もの日常に寄り添う高橋流の応援歌だ。この新曲の話を中心に、自身初となった全国47都道府県を弾き語りで巡ったツアー『ONE STROKE SHOW〜一顰一笑(いっぴんいっしょう)〜』での経験、そして9月21日(土)・22日(日) に開催が迫った『秋田CARAVAN MUSIC FES 2024』への想いを聞いた。
常にオンモードでいることの影響と締切にまつわる考察
――初の47都道府県を巡るツアーとなった、『ONE STROKE SHOW〜一顰一笑(いっぴんいっしょう)〜』を完走しました。やり切った感としてはいかがですか?
今の自分でやれることはやったなっていう気はしています。
――それはまだまだやれるぞ、というこれからに向けての手応えがあるということですか?
本当の本心を言うと、今までは、“ツアーのテンション”というものに自分を持って行って、ピークまで上げてっていうのをやってたんですけど、今回の47都道府県弾き語りツアーは、どちらかというと路上ライブをやっていた頃の感覚に近いというか。