高橋優インタビュー/主催フェス開催間近「一緒に楽しい時間にしようっていう意味がどんどん深くなっていっている」
おっしゃる通りで、どちらかと言えばビジネスの世界で用いられる言葉ですよね。現下の状況から説明しますと――、みたいな感じで。
――ああ、そうですね。
だから『Oha!4』を見ている人たちの職場で日常的に用いられているであろう言葉をあえてタイトルで使ってみようかなと思いました。なので意味として何か深いものがあるとか、そういうことではないんですけどね。
――あと、個人的に気になったのは、テンポが8分の6拍子の曲なんですけど、そうするとイメージするのは「プライド」なんですよね。アンセムのような曲だと思っているんですけど、8分の6拍子というのは、高橋さんの中で何か特別なものとしてあるんでしょうか?
なんでしょうね。「プライド」を意識したということはないんですけど、言葉を届けやすいテンポなのかもしれないですね。
メロを作りながら、なんとなく言葉をイメージしていくなかで、きちんと言葉を届けたいっていう意識はあったんですよ。だから、しゃべるように言葉を届ける感覚というのを探っていったら自然とそのテンポに落ち着いた、ということかもしれませんね。やっぱり、これも「ぴんしょうツアー」の影響なんですけど、言葉がきちんと聴こえる、言葉が届く楽曲というのがテーマなんですよね。