生田斗真×小川絵梨子が再タッグ! シス・カンパニー公演2021年第1弾『ほんとうのハウンド警部』上演決定
シス・カンパニー公演が2021年第1弾の取り組みとして、英国演劇界の至宝トム・ストッパードの戯曲『ほんとうのハウンド警部(原題:The Real Inspector Hound)』をBunkamuraシアターコクーンで3月5日(金)~3月31日(水)に上演することが分かった。
その荒唐無稽ともいえる発想の斬新さが生み出すカタルシスで、観客を劇空間の迷路へと誘い込み魅了する巨匠ストッパード。シス・カンパニーはこれまでも、『アルカディア』(2016年栗山民也演出)、『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ(通称:ロズギル)』(2017年小川絵梨子演出)で、その世界観に迫ってきた。
そしてこの度、『ロズギル』で互いに信頼を深め合った生田斗真と演出の小川絵梨子が、本舞台で再び顔を合わせる。出演は、その生田を筆頭に、吉原光夫、趣里、池谷のぶえ、鈴木浩介、峯村リエ、山崎一、7名の役者陣。
『ほんとうのハウンド警部』は1968年にロンドン・クライテリオン劇場にて初演され、当時の観客の度肝を抜いた斬新な戯曲。推理劇仕立てで始まる舞台は、やがてひとつの「推理」にとどまらない人間心理の滑稽さを孕んだ複雑な谷間へと向かう。