2021年11月12日 18:00
完敗のアイルランド戦から先発10人を入れ替え! 新戦力たちがラグビー日本代表に刺激と活を入れる
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「ティアⅠのスタンダード」を合い言葉に強化を進めてきた日本代表が、アイルランド代表にティアIの底力をまざまざと見せ付けられた。11月6日・敵地で日本は5-60と粉砕されたのだ。
アイルランドは本気で対策を打ってきた。本気のアイルランドの中心には100キャップの司令塔ジョニー・セクストンがいた。SHジェイミソン・ギブソンパーク&SOセクストンはハイパントを警戒する日本の虚を突く。素早い球出しから短いパスを矢継ぎ早かつワイドにつないでいった。アイルランドのハーフ団は効果的にショートサイドも突く。チャンスと見ればセクストンが自ら切り込み、日本のディフェンスが前がかりになればギブソンパークはキックを放った。
ラインアウトからは強力なモールをぐいぐい押した。アイルランドの勢いに押された日本は後手に回った。マイボールラインアウトをキープできず、タッチキックもラインを超えず、前半終了間際には反則の繰り返しでHO坂手淳史がシンビン(10分間の一時退場)となり、為す術もなくノーサイドの笛を聞いたのだ。試合後、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチは「自分たちとしては改善すべき点はすべて。すべての部分で自分たちは負けた」