2021年11月12日 11:00
『赤坂大歌舞伎』開幕コメント到着&舞台写真初公開 中村勘九郎、中村七之助ら出演者勢揃いの集合写真も
11月11日よりTBS赤坂ACTシアターにて、『赤坂大歌舞伎』が開幕。出演者コメントと舞台写真が公開された。
赤坂大歌舞伎とは、十八代目中村勘三郎の「芸能の街・赤坂で歌舞伎を!」という一言から2008年にスタートし、誰にでも親しみやすい演目で幅広く人気を博してきた名物シリーズ。2013年からは中村勘九郎、中村七之助兄弟が亡き父の遺志を継いで公演を続け、さらなる進化を遂げてきた。
今回上演される演目は『廓噺山名屋浦里(やまなやうらざと)』、『越後獅子(えちごじし)』、『宵赤坂俄廓景色(よいのあかさかにわかのさとげしき)』の3作。『廓噺山名屋浦里』は、江戸時代に名を馳せた花魁「扇屋の花扇」にまつわる実話で2015年、このTBS赤坂ACTシアターにて、笑福亭鶴瓶が落語として披露。その翌年には「この落語を歌舞伎にしたい」と熱望した中村勘九郎が、中村七之助らとともに、八月納涼歌舞伎の一演目として舞台化し、大きな話題となった。以来、再演を待ち望む声も多いこの作品が、ゆかりの地TBS赤坂ACTシアターで、5年ぶりの上演を果たす。
『越後獅子』は長唄にのせて、手おどり、足拍子、布さらしと、様々な踊りの表現を披露。