柚香光と華優希の宝塚花組新トップお披露目『はいからさんが通る』、東京公演がついに開幕!
宝塚歌劇団花組によるミュージカル浪漫『はいからさんが通る』の東京公演が、本日10月9日(金)、東京宝塚劇場で開幕した。
2019年11月に花組トップスターに就任した柚香光と、前トップ明日海りおの相手役から引き続きトップ娘役をつとめる華優希との、新トップコンビ本拠地お披露目公演として注目されていたが、3月に幕を開ける予定だった宝塚大劇場公演が、新型コロナウイルス禍で開幕を7月に延期。その公演も、開幕後に感染者が確認されたため、途中まるまる1カ月間の中止を余儀なくされた。それだけに、この東京公演にかける思いは、柚香をはじめ出演者にとっても、開幕を心待ちにしていたファンにとっても、並々ならぬものがあるにちがいない。『はいからさんが通る』は、大和和紀の同名少女漫画を原作に、2017年、同じ柚香と華のコンビによって、シアター・ドラマシティと日本青年館で初演された。
大正時代の東京を舞台に、日本人の父とドイツ人の母との間に生まれた優しく美しい陸軍少尉、伊集院忍と、その許嫁で、“はいからさん”と呼ばれる快活な女学生、花村紅緒との波瀾万丈の恋を描いた物語は宝塚にぴったりで、柚香光の端正で包容力のある伊集院少尉、華の天真爛漫で前向きな紅緒をはじめ、漫画の世界から抜け出してきたかのような出演者たちの好演が大評判となる。