W杯へのサバイバルにも代表ファースト! 自身のアピールよりもまずはキリン杯優勝!!
(C)スエイシナオヨシ
熾烈なサバイバルの中、選手たちが躍動している。『FIFA ワールドカップ 2022』アジア最終戦とは異なるプレッシャーがかかる『キリンチャレンジカップ2022』『キリンカップサッカー2022』で各選手ともいいパフォーマンスを見せている。本大会のメンバー入りを目指すがために過度なアピールに走ったりしない。あくまで森保一監督が標榜する日本代表の戦い方を展開しながら、各々がストロングを発揮しているのだ。
久保建英ですら追い詰められていた。3年前に国際Aマッチデビューを果たしたものの、16試合で無得点。6月10日・ノエビアスタジアム神戸での『キリンカップ』ガーナ戦73分に三笘薫のマイナスの折り返しを左足で合わせた久保は試合後にこれまで感じていた重圧を明かした。
「このまま一生入んないんじゃないかなと思った時もあった。
周りの選手がどんどん簡単にゴールを決めていくたびに、『俺もそこにいたら』とか思った。シュートを弾かれる度に『なんで僕のシュートはブロックされるんだろう』と。こと代表に関しては、いつもなら入るところで入らないことが多かったので」
出番のなかったブラジル戦のフラストレーションも力に変えた。