「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤー・コンサート2021」 早くもライブ・アルバム発売へ!
と呼び掛け、「将来社会をよくするためには、音楽という文化が欠かすことができない要素であるという点をどうかお考え下さい。この思いを込めて『美しく青きドナウ』を演奏いたします。この美しい曲の音の波の中に、喜びと悲しみが、生と死がいっぱいに詰まっていることをお聴きください」と締めくくり、音楽が社会で果たす重要な役割について訴えた。例年であればオーケストラとともに「新年明けましておめでとう!」という一言を発するだけのところだが、あえて言葉を尽くしたムーティに、オーケストラは譜面台を叩いて賛同の拍手を贈ったことも心に残る。
なお、2022年のニューイヤー・コンサートの指揮者がダニエル・バレンボイム(2014年以来3度目の登場)に決まったことが発表された。
リッカルド・ムーティPhoto: Dieter Nagl
◎アルバムの試聴・購入はこちらから https://sonymusicjapan.lnk.to/NewYearsConcert2021 (ムーティのスピーチは収録されています。楽団長のスピーチとオンラインの拍手は収録されていません。
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◎アルバム情報
ニューイヤー・コンサート2021/リッカルド・ムーティ&ウィーン・フィル
【発売日】
デジタル配信:2020年1月8日(通常配信・24ビット96kHzハイレゾ配信・ストリーミング)