2021年11月15日 17:00
マリメッコ、イッタラからトーベ・ヤンソンまで! 美しい自然から生まれたフィンランドデザインの歩みを紹介 『ザ・フィンランドデザイン展』開催
国土の7割が森林、18万以上の湖があるという、フィンランドの美しい自然から生まれたデザインを紹介する展覧会『ザ・フィンランドデザイン展―自然が宿るライフスタイル』が、12月7日(火)よりBunkamura ザ・ミュージアムにて開催される。
イッタラ、アルテック、マリメッコなど日本でも人気のプロダクトを生み出した、世界屈指のデザイン大国・フィンランドは、1917年にロシアから独立。新しい国づくりの一環としてデザインの発展に力を注ぎ、数多くのアーティストたちが誕生した。
同展では、ヘルシンキ市立美術館(HAM)監修のもと、マリメッコやフィンレイソンのテキスタイル、カイ・フランクのガラス工芸のほか、陶磁器や家具など、同時代にデザイン・制作されたプロダクトとともに、同時代の絵画などもあわせて展示。世界中で愛され続けているフィンランドデザインの源泉と歴史を約250点の作品と約80点の関係資料で多角的に紹介。本国でも集結困難な多彩な作品群が一挙に公開される。
自然と共に生きる暮らしのなかで生まれた、豊かな発想力と彩りに溢れた世界が楽しめる。
撮影者不詳《プンカハルユ(フィンランド)》1940-1959 年、フィンランド国立写真美術館蔵
アルヴァ・アアルト《キャンチレバーチェア 31(現:42 アームチェア)