WurtSが初の武道館公演を開催 アレキ、アジカンらツーマンツアーのゲスト発表【オフィシャルレポート】
(Photo:Takeshi Yao)
WurtSにとって初の東京・日本武道館公演『WurtS LIVE AT BUDOKAN』が、10月31日に開催された。
WurtS自らがディレクション、編集を務めたオープニングムービーが流れ、WurtSが登場すると満員の日本武道館から大きな歓声と拍手が巻き起こり、10月30日に発売された2ndアルバム『元気でいてね。』同様、冒頭を飾る「STARDUST」からライブは幕を開けた。
「武道館!!!!」とWurtSが叫び、同じく2ndアルバム収録曲から「NOISE」へ。ドラム、ベース、ギター、DJうさぎのお馴染みのバンドメンバーとともに、人気楽曲「ふたり計画」、シングル曲「SF東京」、「BOY MEETS GIRL」などを披露した。
中盤ではターンテーブルが登場し、WurtSとうさぎがB2BスタイルでDJプレイを披露。オールドスクールヒップホップを取り入れた「ライフスタイル」や、大胆なリミックスが施された「SWAM」「SPACESHIP」など、ダンスミュージックスタイルのライブパフォーマンスも更に深化を感じさせ、オーディエンスも大きな盛り上がりを見せた。
さらにホーンセクション、キーボード奏者も参加し、ヨルシカのsuisが参加したことでも大きな話題を呼んだ「ソウルズ」、グルーヴィーな「ミスサンシャイン」や「MOONRAKER」、キラーチューン「リトルダンサー」、代表曲「Talking Box (Dirty Pop Remix)」、「エヴォリューション」などを立て続けに披露。
「武道館の前日に、3年ぶりのアルバム『元気でいてね。』をリリースしました。この3年に沢山の人に出会って、そういう出会いが自分を成長させてくれて。その過程での別れもあって。そんな経験から“出会いと別れ”をテーマにアルバムを作ろうと思いました。今日の1曲目の『STARDUST』は出会いの曲、そして今日最後に別れの曲をやろうと思います。武道館最高でした、ありがとうございました!」と語り、2ndアルバムのハイライトとも言える1曲、「YOU AND I」をエレキギターの弾き語りでWurtSがひとりで披露し本編は終了した。アンコールでは、2021年の自主制作盤『資本主義の椅子』より、唯一これまでライブで披露したことがなかった楽曲「spellbound」を初披露。
最後にアンセム「分かってないよ」で武道館中にシンガロングを巻き起こし、WurtS初の武道館単独公演は鳴り止まない拍手の中、幕を閉じた。
そしてライブアンコール終演後、ステージ背面のLEDビジョンに映像が流れ、先にアナウンスしていたツーマンツアー『WurtS LIVEHOUSE TOUR IV』のゲストアーティストが一挙発表された。ツーマンツアーは2025年1月から2月に開催予定で、ゲストとしてyama、Saucy Dog、Chilli Beans.、クリープハイプ、にしな、[Alexandros]、PEOPLE 1、UNISON SQUARE GARDEN、ASIAN KUNG-FU GENERATIONが出演する。
Photo:Takeshi Yao
<公演情報>
『WurtS LIVE AT BUDOKAN』
2024年10月31日 東京・日本武道館